噛み合わせ治療の症例15
噛み合わせと
審美を改善した症例
噛み合わせに違和感があることを
主訴に来院された患者様
初診時
治療完了時
主訴 | どこで噛めばいいかが分からず、 噛み合わせの違和感がある |
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治療内容 | ・マウスピース治療 |
治療期間 | 約1年 |
費用 | 保険治療 約130,000円 (マウスピース、被せもの17本) 自費治療 412,000円 (診断料・仮歯・セラミッククラウン4本) |
初診時
患者様の主訴は「他院にて仮歯を作成してから噛み合わせが分からなくなった。」とのことでした。
口腔内には仮歯や不適合な被せものが入っており、全体的な治療が必要となりました。
噛み合わせの4つのポイント
下記内容を適切に治していく必要がありました。
- 顎位(関節内での下顎頭の位置)
- 咬合高径(噛み合わせの高さ)
- 咬合平面(噛み合わせの面)
- 咬合様式(噛み合わせをずらした時にどこの歯にあたっているか)
治療の流れ
治療内容:
マウスピース治療/補綴治療/歯周外科
① 診査、診断
CTにて関節の骨が変形している所見を認めました。
② マウスピース治療
マウスピースにて適切な位置を覚えてもらいます。(顎位の治療)
③ 噛み合わせの調整
マウスピースにて覚えた正しい噛み合わせの位置に仮歯を使って調整します。
この際に前述した咬合平面の傾きを修正します。
④ 最終補綴
⑤ メインテナンス
咬合平面の修正
① 奥歯
仮歯の部分を削ったり、盛りたすことで修正します。削った部分は歯の土台が少なくなってしまうので歯周外科をすることで改善していきます。
※ご自身の歯は削りません。
② 前歯
不適合補綴物を仮歯にし歯周外科をすることで修正します。
初診時と
噛み合わせ調整後の比較
噛み合わせ調整・咬合平面を修正することで審美面も修正
初診時
治療完了時
初診時
噛み合わせ調整後
最終補綴
仮歯を強度の高い最終的なものに変えます。
※仮歯のままだと虫歯・歯周病が発生しやすいのに加えて、摩耗によって噛み合わせも崩れていきます。
保険内/自費治療の箇所
治療に伴うリスク
治療後のリスクは、場合によって後戻りが考えられます。