痛みに配慮した治療
痛みに配慮した治療について
塗り薬による表面麻酔
注射針に対する痛みですが、歯肉の表面に麻酔を塗ることでチクッとする痛みをほぼ解決できます。
麻酔薬の保温
冷たいものを使用すると体温との温度差により痛みを感じますので体温に近い37℃にあたためた薬液を使用します。
極細針の使用
注射針には細いものと太いものがあります。これは細いもののほうが痛みを感じることが少なくなりますので、細い針を使用して麻酔をおこないます。
コンピューター制御の電動浸潤麻酔器
内蔵のコンピューターが注入速度と圧力を自動的にコントロールします。
笑気吸入鎮静法
笑気ガスは亜酸化窒素(N2O)とも言いい、無色でわずかに甘い香りのある無刺激性のガスです。歯科治療の際は、低濃度の笑気と酸素を混合したガスを吸入します。
人のよっては少し眠気が出るかもしれませんが、寝てしまうことはありませんので、治療中の意識はハッキリし、見ることも聞くこともできます。そして心身がリラックスし、恐怖心も無くなり、にこやかで楽しい気分になります。
更に局所麻酔の併用により、知覚が鈍麻してほとんど痛みを感じなくなります。低濃度の笑気ガスを使用しますので鎮静状態からの回復も早く、何ら人体に支障は生じません。ガスは生体内では変化せず、すみやかに体外へ排出されますので、副作用などの心配もありません。