こんにちは!歯科衛生士の沖本です。
私事ですが、この度妊娠いたしました(*^_^*)
歯科衛生士として、子供の歯を虫歯にしたくない!!
という事で、赤ちゃんの頃から出来る虫歯予防についてのお話です。
皆さんは、3歳ころまでに虫歯菌に感染しなければ一生虫歯にならないという話を聞いたことはありますか?
赤ちゃんのお口の中は最初は無菌状態ですが、家族からの感染で菌が移ります。
良い菌も、悪い菌も同様です。
乳歯が生えそろうまでの間はお口の中の常在菌が整っておらず、簡単に虫歯菌に感染しやすく、また、増殖しやすいです。
なのでこの時期に虫歯菌を極力入れないようにすれば、あとは常在菌が守ってくれる可能性が高くなるそうです。
ただ、赤ちゃんのお世話をする上で完璧に虫歯菌の侵入を防ぐのはとても難しいです(;_:)
なので、あとは入ってしまった菌を撃退する処置が必要ですね!
すべてお話しするのは難しいので、簡単なことからご紹介します。
☆歯が生えたら、歯ブラシに慣れてもらう為に乳歯用の歯ブラシで磨いてあげましょう!
☆歯磨き粉は、赤ちゃん用のフッ素入りのものを使いましょう!いやがる場合は使わなくても大丈夫です。
☆離乳食以降(特におやつ類)の内容に気をつけましょう!
時間と量を決めて与えることでだらだら食べを防いで、飴、グミなど長時間お口に入れておくものや、炭酸飲料は注意が必要です。
当院では子供も美味しく食べられるシュガーレスでキシリトール100%の物をご用意しているので是非見てみて下さい(^o^)
☆家族もお口の中を清潔に保ちましょう!
赤ちゃんが生まれる前に唾液検査をして、菌数を調べておくと対策がとれます。
ガムが咬めるようになったらお子さんも検査ができます。
虫歯や歯周病は菌による感染症です。
ご家族のお口の健康が、お子さんをお口のトラブルから守ってあげることに繋がりますので、ご自身のセルフケアもしっかり頑張りましょう♪
自由が丘の歯医者【自由が丘デンタルオフィス】土日診療/平日夜8時半
日付: 2016年5月30日 カテゴリ:ブログ